池波正太郎 「自前」の思想
著者: 佐高 信 田中 優子
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生きにくい、非情な時代こそ「池波ワールド」に学べ。
『鬼平』は軽いから強い。
『鬼平』『剣客』『梅安』に流れる人生哲学を、論客二人が熱く語り合う!
 二十三回忌を迎え、なぜ今なお池波正太郎が愛されるのか。そこには池波が描き、そして生きた、たとえ貧しくとも「世間」というセーフティネットが機能し、誰もが「自前」で生きていける社会に対する我々日本人の郷愁と憧憬があるのではないか。「ワーキングプア」「孤立死」「世代間格差」……社会が個人を分断し、突き放している今の日本。辛口評論家と江戸研究家の最強コンビが、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』など池波のヒット作はもちろん、池波自身の人生をも読み解きながら、これからの日本人に相応しい生き方を共に考える。

[著者情報]
佐高 信(さたか まこと)
一九四五年山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て、評論家として活躍。『電力と国家』(集英社新書)など著書多数。

田中 優子(たなか ゆうこ)
一九五二年横浜市生まれ。法政大学社会学部メディア社会学科教授(近世文学)。同国際日本学インスティテュート(大学院)教授。『江戸の恋』『樋口一葉「いやだ!」と云ふ』(いずれも集英社新書)など著書多数。
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