科学と宗教と死
著者: 加賀 乙彦
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医師として、作家として、そして信仰の徒として、「死」をめぐる思索の集大成
 昭和四年に生まれ幼い時から戦争の時代を生きてきた著者。第二次大戦後も死刑囚と接する拘置所の医務技官として、また作家として、常に人間の生と死に向き合ってきた。子どもの頃は怖ろしい存在であった死が、医務技官として接した死刑囚の信仰心によって劇的な変化を遂げたこと。キリスト教の信者になってさらに死への考えを深めたこと。七九歳で突然迎えた最愛の妻の死。そして八一歳の時に心臓が停止して死の淵をさまよったこと。医師・作家・そして信仰の徒としてのこれまでの人生と、その中で続けてきた死についての思索の軌跡を率直につづる。

[著者情報]
加賀 乙彦(かが おとひこ)
一九二九年、東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。東京拘置所医務技官を務めた後、精神医学および犯罪学研究のためフランス留学。帰国後、東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を歴任。日本芸術院会員。『小説家が読むドストエフスキー』『悪魔のささやき』『不幸な国の幸福論』(以上集英社新書)の他、『永遠の都』『宣告』(以上新潮文庫)、『死刑囚の記録』(中公新書)など著書多数。二〇一一年度文化功労者。
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