愛国と憂国と売国
著者: 鈴木 邦男
未曾有の国難にある祖国について考えた。
今、われわれは何と闘うべきなのか?
 山紫水明、天壌無窮の祖国が、原発事故によって穢された。この未曾有の国難に、われわれが闘うべき、本当の敵は誰か-? 被災地を救った天皇陛下のお言葉と自衛隊のこと、脱原発デモと街宣車、故郷・東北への想い、右翼人の目覚め、憲法改正問題、左右両派の傑人との親交、三島由紀夫が問い続けるもの…など、かつて行動派、今は理論派右翼として半世紀近くにわたって日本を見つめてきた著者が、日本人に伝えたい想いのすべてを綴る。

[著者情報]
鈴木 邦男(すずき くにお)
一九四三年福島県郡山市生まれ。政治活動家。早稲田大学政治経済学部卒業後、産経新聞社に勤務。七二年に新右翼団体・一水会を結成。現在顧問。予備校講師を務めるほか、プロレス評論でも活躍。合気道三段。柔道三段。主な著書に『腹腹時計と〈狼〉』(三一新書)、『新・言論の覚悟』(創出版)、『公安警察の手口』『右翼は言論の敵か』(以上、ちくま新書)、『遺魂』(無双舎)など多数。

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