日本の大転換
著者: 中沢 新一
3.11以降の我々が進むべき道とは?
新しい「革命」へのマニフェスト
 大地震と津波、そして原発の事故により、日本は根底からの転換をとげていかなければいけないことが明らかになった。元通りの世界に「復旧」させることなどはもはや出来ない。未知の領域に踏み出してしまった我々は、これからどのような発想の転換によってこの事態に対処し、「復興」に向けて歩んでいくべきなのか。原子力という生態圏外的テクノロジーからの離脱と、「エネルゴロジー」という新しい概念を考えることで、これからの日本、そしてさらには世界の目指すべき道を指し示す。


[著者情報]
中沢 新一(なかざわ しんいち)
一九五〇年山梨県生まれ。明治大学野生の科学研究所所長。著書に『チベットのモーツァルト』『森のバロック』『フィロソフィア・ヤポニカ』『緑の資本論』『カイエ・ソバージュ』『精霊の王』『僕の叔父さん 網野善彦』『アースダイバー』、共著に『憲法九条を世界遺産に』『イカの哲学』ほか多数。

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