ここ数年、障害者福祉の世界では利益優先の事業者が多く出現し、利用者・家族・スタッフの人生や生活が狂わされるケースが増えている。
背景には「施設から地域社会へ」という国の政策があるが、参入ハードルは低く、不正のチェックは追いついていない。
その隙を突いて税金と利用者を食いものにする事業者やコンサルが現れ、社会保障費をますますひっ迫させているのだ。
障害者の就労支援、高齢者介護、精神科の訪問看護、ホスピス型住宅…巧妙な福祉ビジネスの実態と制度の問題点を徹底追及する。
市川 亨(いちかわ とおる)
1972年山梨県生まれ。共同通信記者。慶応大学文学部卒業後、1996年共同通信社入社。
地方支局を経て、厚生労働省キャップ、ロンドン特派員、生活報道部編集委員などを務める。
社会保障分野に関する取材を約20年間続け、ホスピス型住宅と訪問看護の不正に関する調査報道で2025年度日本医学ジャーナリスト協会賞優秀賞受賞。
『過疎ビジネス』著者・河北新報記者 横山勲氏推薦!
「障害者や高齢者が金儲けの “商材” のように扱われる。これをディストピアといわずに何というのか」