明治維新150年を考える
「本と新聞の大学」講義録
著者: 一色 清 姜 尚中 赤坂 憲雄 井手 英策 行定 勲 石川 健治 澤地 久枝 高橋 源一郎
2018年、そして、平成30年ーー。
歴史の“画期”を見据える斬新な視点!
 二〇一八年は、あの明治維新からちょうど一五〇年である。この歴史上でも稀な〝画期〟に、各界を代表する論客が一堂に会した。民俗学の赤坂憲雄、憲法学の石川健治、財政社会学の井手英策、ノンフィクション作家の澤地久枝、小説家の高橋源一郎、映画監督の行定勲という、実力派のメンバーは、これまで語られることのなかった「近代日本」のブラインドスポットを次々に提示する。私たちは、何を得て、何を失ったのだろうか? そして、この国を呪縛してきたものの正体とは? 朝日新聞社と集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第五期、待望の書籍化。

[著者情報]
一色 清(いっしき きよし)
朝日新聞社教育コーディネーター。

姜尚中(カン サンジュン)
政治学者。東京大学名誉教授。熊本県立劇場理事長兼館長。

赤坂憲雄(あかさか のりお)
民俗学者。学習院大学教授。福島県立博物館館長。

石川健治(いしかわ けんじ)
憲法学者。東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授。

井手英策(いで えいさく)
財政社会学者。慶應義塾大学教授。大佛次郎論壇賞受賞。

澤地久枝(さわち ひさえ)
ノンフィクション作家。菊池寛賞、朝日賞受賞。

高橋源一郎(たかはし げんいちろう)
小説家。三島由紀夫賞、伊藤整文学賞、谷崎潤一郎賞受賞。

行定 勲(ゆきさだ いさお)
映画監督。代表作に『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』など

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