若者よ、猛省しなさい
著者: 下重 暁子
「若さ」とは、きらめきであり、深い懊悩である。
 家族の病理を鋭く描き出した『家族という病』がベストセラーとなった著者にとって、初めての「若者論」。
「お金」「恋愛」「組織」「感性」「言葉」などの多様な観点から「若者とは何か」を考察すると共に、昨今の若者へ、元若者だった全ての人へ、自身の体験を交えながらエールを送る。
 また本書は「子離れできない親、親離れできない子」の問題を起点に、避けては通れない「若者との向き合い方」の指南にもなっている。我が子や部下が理解できないという親・上司世代にとっても目から鱗の一冊。

[著者情報]
下重暁子(しもじゅう あきこ)
作家。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。女性トップアナウンサーとして活躍後、民放キャスターを経て、文筆活動に。公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長等を歴任。現在、日本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長。『家族という病』(幻冬舎新書)、『鋼の女 最後の瞽女・小林ハル』『老いの戒め』(集英社文庫)、『この一句 108人の俳人たち』(だいわ文庫)など著書多数。

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