「文系学部廃止」の衝撃
著者: 吉見 俊哉
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大学論の第一人者による緊急提言!
大学は何に奉仕すべきか?
迷走した廃止論争の真相と、日本を救う知の未来像。
 二〇一五年六月に文科省が出した「国立大学法人等の組織及び業務全般の見直しについて」の通知を受け、各メディアは「国が文系学部を廃止しようとしている」と報じ、騒動となった。これは事の経緯を見誤った報道ではあったものの、大学教育における「理系」偏重と「文系」軽視の傾向は否定できない。
 本著では、大学論、メディア論、カルチュラル・スタディーズを牽引してきた著者が、錯綜する議論を整理しつつ、社会の歴史的変化に対応するためには、短期的な答えを出す「理系的な知」より、目的や価値の新たな軸を発見・創造する「文系的な知」こそが役に立つ論拠を提示。実効的な大学改革への道筋を提言する。

[著者情報]
吉見俊哉(よしみ しゅんや)
一九五七年、東京都生まれ。東京大学大学院情報学環教授。同大学副学長、大学総合教育研究センター長などを歴任。社会学、都市論、メディア論、文化研究を主な専攻としつつ、日本におけるカルチュラル・スタディーズの中心的な役割を果たす。主な著書に『都市のドラマトゥルギー?東京・盛り場の社会史』『「声」の資本主義?電話・ラジオ・蓄音機の社会史』『大学とは何か』『夢の原子力』ほか多数。
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