進みながら強くなる
――欲望道徳論
著者: 鹿島 茂
欲望と道徳は両立する!
「人生の得」を最大化するための考え方!
 いつか教養を身につけたい。事業に成功したい。そう願っていても、「準備ができてから」と、万事を先延ばしにしていると人生はすぐに終りが来てしまう。では、どうしたらいいのか?
 学問でもビジネスでも、パフォーマンスを上げるために完全な準備が整うのを待つのではなく、むしろ未経験の分野への挑戦は見切り発車で始めるからこそ力がつくのだ、と著者は説く。自己利益と自己愛を冷静に見つめ、欲望から道徳を創るための「進みながら強くなる」方法を公開。

[著者情報]
鹿島 茂(かしま しげる)
一九四九年生まれ。明治大学国際日本学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。専門は一九世紀フランス文学、社会。著書『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞、『職業別パリ風俗』(白水社)で、読売文学賞を受賞。他著書多数。

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