刑務所改革
社会的コストの視点から
著者: 沢登 文治
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堀の中の実態と制度的な問題点
受刑者の更生を重視することで社会の負担は軽くなる!
 明治以来、百年あまりの間、罪を犯した者を「隔離」し、「収容」することだけが目的だった日本の刑務所。日本の社会は「刑とは何か」「刑務所の果たすべき役割とは何か」について思考停止状態であり続け、塀の中は闇のまま放置されてきた。その結果が平成一三年に名古屋刑務所で起きた受刑者の死傷事件だ。この事件の反省から誕生した刑事施設視察委員会制度。偶然のきっかけから委員に任命され、塀の中の不合理なシステムに驚嘆した著者は、アメリカ、カナダなどをめぐり、社会に資する刑務所の姿を模索する。

[著者情報]
沢登文治(さわのぼり ぶんじ)
一九六一年、名古屋市生まれ。南山大学法学部法律学科教授。新潟大学法学部・同大学院修士課程修了後、東北大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は日本国憲法、アメリカ憲法、フランス人権宣言。主な著書に『フランス人権宣言の精神』(成文堂)、共著に『近代刑事法の理念と現実』(立花書房)、訳書に『正義の守護神』(現代人文社)など。
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