安倍官邸と新聞
「二極化する報道」の危機
著者: 徳山 喜雄
真実を伝えているか?
「新聞を漫然と読んでいてはいけない。プロの読者になるための必読書!」
中島岳志氏推薦(北海道大学大学院法学研究科准教授)
 憲法改正、集団的自衛権、秘密保護法、靖国参拝、アベノミクス、対中・対米外交……。新聞は、それらをどのように報じた(報じなかった)のか。主要紙は「読売・産経・日経」vs「朝日・毎日・東京」という構図で分断され、相反する主張や論調が日々飛び交うなかで、私たちは何を信じればいいのか?
 本書では、各紙の報道の”背景”を読みとり、立体的に情報を収集するコツを、実際の記事に即して具体的に解説。また、安倍官邸の巧妙なメディア操作の手法についても分析を加える。
 この一冊で「新聞の読み方」が変わる!

[著者情報]
徳山喜雄(とくやま よしお)
一九五八年生まれ。朝日新聞社記事審査室幹事。写真部次長、AERAフォトディレクターなどを経て現職。東欧革命やロシア・旧ソ連諸国の崩壊などを取材。著書に『報道危機』(集英社新書)、『フォト・ジャーナリズム』(平凡社新書)、編著に『報道不信の構造-ジャーナリズムの条件2』(岩波書店)など。

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