日本ウイスキー 世界一への道
著者: 嶋谷 幸雄 輿水 精一
90年かけて培った至高の技術。
世界のウイスキー賞で最高賞を受賞!
 日本のウイスキーは「世界五大ウイスキー」の一つに数えられ、近年世界のウイスキー賞で最高賞受賞が相次いでいる。西欧に起源を持つ蒸溜酒にもかかわらず、九〇年に及ぶ試行錯誤の末に、日本の風土を生かした独自の高品質ウイスキーを生むに至ったのである。今や「ジャパニーズ・ウイスキー」は世界中のウイスキーファンを虜にしている。
 世界を驚かせた日本のウイスキーはどうやって造られたのか。サントリーの蒸溜所工場長などを歴任した醸造の大家と、そのブレンド技術で世界のトップに立つカリスマブレンダーが、ウイスキーの製造法から楽しみ方まで、至高の味わいの秘密を惜しげもなく明かす。

[著者情報]
嶋谷幸雄(しまたに ゆきお)
一九三二年大阪府生まれ。大阪大学大学院修了(醗酵工学)。一九五六年寿屋(現サントリー)入社。山崎研究所所長、白州蒸溜所初代工場長、山崎蒸溜所工場長、サントリー取締役などを歴任。二〇〇五?二〇一二年洋酒技術研究会会長。

輿水精一(こしみず せいいち)
一九四九年山梨県生まれ。山梨大学工学部発酵生産学科卒業。一九七三年サントリー入社。一九九一年ブレンダー室課長。世界的なコンペティションでトロフィーを受賞した『響30年』などの開発・ブレンドに携わる。一九九九年よりチーフブレンダー。

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