成長から成熟へ
――さよなら経済大国
著者: 天野 祐吉
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「広告という窓から世の中をのぞいてきたぼくの私的な日記みたいなものです。」
希代のコラムニストの最後のメッセージ!
「古事記」「日本書紀」が国の成り立ちを広告的に書いたものだったように、広告はなにも資本主義に特有の産物ではない。だが戦後“生活の設計図見本”として人々に豊かな暮らしを予告した広告は、いまでは地球を覆うグローバリズムのしもべとなり、人間をどん欲な衝動的消費者に変える片棒をかついでいる。電球が一〇〇〇時間で切れるよう設定され、自動車がデザイン変更を繰り返すなかで広告も“欲望の廃品化”に一役買ってきたのだ。
 六〇年にわたり広告の最前線に立ち会った著者が語るその内幕と功罪。そして成長至上主義が限界を迎えたいま、経済力や軍事力のモノサシで測れない成熟した社会のために広告ができることを提言する。

[著者情報]
天野祐吉(あまの ゆうきち)
一九三三年、東京生まれ。コラムニスト。博報堂を経て独立。雑誌『広告批評』創刊編集長。著書に『広告論講義』(岩波書店)、『天野祐吉のCM天気図』(朝日新聞)、『私説広告五千年史』(新潮選書)、編著に『よく遊びよく遊べ 隠居大学』(朝日新聞出版)ほか多数。
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