千曲川ワインバレー
新しい農業への視点
著者: 玉村 豊男
人生を劇的に豊かにする、農業への新しい取組み!
 千曲川流域を活性化したい、就農希望の若者やワイナリー開設を夢見る人の背中を押したい、という思いから始まったプロジェクト「千曲川ワインバレー」。
 流域にブドウ畑や新たなワイナリーを集積、更にはそのノウハウを伝授するワインアカデミーを設立するなど、本書では壮大なプロジェクトの全容を明らかにし、そこから見えてきた日本の農業が抱えている問題や展望にも迫る。様々な実践の先にあったのは「縁側カフェ」や「エシカルな生活観光」といった新しいライフスタイルの提案であり、日本農業の可能性だった。

[著者情報]
玉村 豊男(たまむら とよお)
一九四五年、東京生まれ。東京大学仏文科卒業。在学中にパリ大学言語学研究所に留学。『パリ・旅の雑学ノート』『料理の四面体』をはじめ、精力的に執筆活動を続ける。長野県東御市に『ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー』開設、二〇〇七年、箱根に『玉村豊男ライフアートミュージアム』開館。ワイナリーオーナー、画家としても活躍中。近著に『隠居志願』(東京書籍)、『食卓は学校である』(集英社新書)。

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