虚人のすすめ
―無秩序(カオス)を生き抜け
著者: 康 芳夫
虚人とは、断崖絶壁を野原のように歩く人
「ノールールの時代を生き抜くために、“非常識な力”を鍛える。希代の「虚人」の生き方から学ぶ、全脳活性化の方法」
茂木健一郎氏推薦!
 世界的な不況、どうにも是正しようのない格差社会。老舗が傾き、名門企業が沈んで行く。あたりまえと思っていた世界が根底から揺らいでいる今、常識、肩書など何の役にも立たないのだ。「実」と思っていた世界がことごとく「虚」に転じる中、興行というノールールの世界で、大物を口説き、あまたの問題イベントを仕掛けてきた著者の人生から学ぶものは多い。本書には現代の無秩序を軽やかに生き抜くための虚人の哲学がある。

[著者情報]
康 芳夫(こう よしお)
一九三七年、東京西神田に駐日中国大使の侍医であった中国人の父と日本人母の次男として生まれる。東京大学卒業。イベントプロデューサー。在学中から大物ジャズプレイヤーの呼び屋として活躍。モハメド・アリ招聘からネッシー、オリバー君など珍奇でセンセーショナルなイベントを仕掛け世を騒がせてきた鬼才である。また、出版では戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』をプロデュース。著書に『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(学研)などがある。
  • 発売日:2009年10月16日
  • 定価:本体700円+税
  • ISBN:978-4-08-720513-8

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