ルポ
米国発ブログ革命
著者: 池尾 伸一
あのオバマも独自サイトを開設。大統領選の趨勢さえ左右する、数百年に一度のメディア大変動。その担い手たちの素顔とは?
ブロガーたちが大統領をつくった!
 今アメリカでは、傘下にロサンゼルス・タイムズ等を持つトリビューン社破綻に象徴される既存メディアの危機とは対照的に、ブログや、ソーシャル・ネットワーキング・サービスといった「個人発」メディアが、政治の場において極めて強い影響力を行使するようになっている。オバマの当選も、そうしたブロガーたちの存在がなければ決してあり得なかった。本書は、新聞・TVなど既存のマスコミの基盤が揺れる中、数百年に一度のメディア大変動の動向を描きつつ、読者参加型メディアにおける最新の情報リテラシーについても考察した衝撃のルポルタージュである。

[著者情報]
池尾 伸一(いけお しんいち)
一九六五年、愛知県名古屋市生まれ。八九年、早稲田大学政治経済学部卒。中日新聞に入社後、経済部で日銀、財務省、内閣府などを担当する。九九年?二〇〇〇年、アメリカ・コロンビア大学東アジア研究所研究員。〇五年五月から中日新聞・東京新聞ニューヨーク特派員。〇八年五月から経済部に所属。
  • 発売日:2009年6月17日
  • 定価:本体720円+税
  • ISBN:978-4-08-720496-4

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