性のこと、わが子と話せますか?
著者: 村瀬 幸浩
お父さん、お母さん、お待たせしました!素朴な疑問、困った質問、思春期の悩み…あなたはなんて答えるか?
 社会の保守化とともに、「寝た子を起こすな」と性教育もバッシングされはじめている。だが性の低年齢化は進み、そのトラブルも深刻化しているのが現状だ。「自然にわかる」「学校にまかせておけばいい」とのんびり構えてはいられない。親が家庭で子どもに正しい知識を与え、子どもが発した問いや、ちょっとした変化に真摯に対応することが求められている。本書では、長年性教育にたずさわってきた著者が小学生から思春期までの子どもとのやりとりを想定し、親がどう「性」を教えるかを具体的にアドバイス。さあ、子どもと向き合ってみましょう。

[著者情報]
村瀬幸浩(むらせ ゆきひろ)
 一九四一年生まれ。東京教育大学卒。私立和光高校の保健体育科教諭として二五年勤務。一橋大学、津田塾大学、東京女子大学で「セクソロジー」の講師をつとめる。一九八二年「〈人間と性〉教育研究協議会」の設立に参画、同代表幹事。日本思春期学会理事。著書に『にない合う思春期の性と子育て』『セクソロジー・ノート』『恋人とつくる明日』など多数。

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