江戸の旅日記
―「徳川啓蒙期」の博物学者たち
著者: ヘルベルト・プルチョウ
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徳川時代中期、突如出現した「旅する学者たち」!貝原益軒、本居宣長、菅江真澄、渡辺華山etc.
 江戸時代中期、徳川吉宗の時代になって、日本に新しい紀行文学が現れた。あたかも歩調をそろえるように、何人もの書き手たちがそれぞれの好奇心で旅に出て、北海道蝦夷地から九州薩摩までを巡り、それまで意識されることのなかった「日本」を発見した、と言ってもいい。その背景にあったものは、一体何だったのだろうか。文学的な価値は低いと見なされていたその時期の紀行文に記録された、各地の歴史地理、人々の衣食住とこころ─外国人日本文化研究者がそこに新しい光を当てる。

[著者情報]
ヘルベルト・プルチョウ
 一九四三年スイス生まれ。城西国際大学客員教授。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)名誉教授。六二年パリ大学東洋語学校卒業。七三年コロンビア大学博士課程で日本中世旅文学の論文により博士号取得。UCLAで日本文学、日本文化史を教えるかたわら、日本学の様々な分野を研究し、論文、著書多数。日本語による著作はこれが六冊目。
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