安全と安心の科学
著者: 村上 陽一郎
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「安全」は、達成された瞬間から、その崩壊が始まる!現代科学がもたらした不安をどう解消するか?
 交通通事故や医療事故、あるいは自然災害が頻発しているが、元凶は車や劇薬なのか、人なのか、あるいはシステムなのだろうか。われわれの安全を脅かすものは、「安全」の名のもとに人間が作り上げた科学的人工物、社会的構築物である場合が多くなっている。また現代のような文明の高度に発達した社会では、心の病気、自分が生きている社会との不適合に悩む人の割合も増えてきている。これまで定量的に扱えないということで無視されることの多かった「不安」や「安心」といった問題に目を向けなければいけない時代になってきたのだ。

[著者情報]
村上 陽一郎(むらかみ よういちろう)
一九三六年東京生まれ。国際基督教大学大学院教授。東京大学名誉教授。専門は科学史、科学哲学。東京大学教養学部卒、同大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学先端科学技術研究センター長などを歴任。主な著書に『科学の現在を問う』(講談社現代新書)『近代科学と聖俗革命』(新曜社)『生と死への眼差し』『安全学』(青土社)などがある。
  • 発売日:2005年1月14日
  • 定価:本体800円+税
  • ISBN:4-08-720278-X
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