江戸の恋
―「粋」と「艶気」に生きる
著者: 田中 優子
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江戸時代、「好色」とは…「流行に敏感でセンスがよく、…人への気遣いも慣れていて、教養があって、芸もでき、恋心についてよく知っている、というような人をさす。決してセックス好きだけのことではない。」
江戸には恋があふれている。小説、音曲、芝居、浄瑠璃、浮世絵、黄表紙、洒落本……。そして、好色であることが誉れ高く、人が粋に通じ、人情にみちたこの時代の恋は、どこか淡く切なく、辛い覚悟を秘めている。初恋にはじまり、性愛、めおとに離縁、心中、男色、老いらくの恋までも、恋を入り口に江戸を、江戸を入り口に恋を自在に語る著者は、自らの体験や恋への想いを織り交ぜながら、いつしか読者を江戸文化の妙味、人生の深奥へと誘う。江戸学者が贈る艶気な新恋愛講座。

[著者情報]
田中 優子 (たなかゆうこ)
一九五二年横浜生まれ。法政大学大学院博士課程修了。同大学第一教養部教授(近世文学)。著書に『近世アジア漂流』(朝日文芸文庫)、『江戸はネットワーク』(平凡社)、『江戸の音』『張形─江戸をんなの性』(河出書房新社)等多数。『江戸の想像力─18世紀のメディアと表徴』(ちくま学芸文庫)で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。『江戸百夢─近世図像学の楽しみ』(朝日新聞社)で芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー学芸賞受賞。
  • 発売日:2002年4月17日
  • 定価:本体680円+税
  • ISBN:4-08-720140-6
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