「わからない」という方法
著者: 橋本 治
この本のタイトルはヘンだ、と思ったあなたへーー著者初のビジネス書!?
「わからない」ことが「恥」だった二十世紀は過ぎ去った!小説から編み物の本、古典の現代語訳から劇作・演出まで、ありとあらゆるジャンルで活躍する著者が、「なぜあなたはそんなにもいろんなことに手をだすのか?」という問いに対し、ついに答えた、「だってわからないから」。─かくして思考のダイナモは超高速で回転を始める。「自分は、どう、わからないか」「わかる、とは、どういうことなのか」……。そしてここに、「わからない」をあえて方法にする、目のくらむような知的冒険クルーズの本が成立したのである!

[著者情報]
橋本 治 (はしもと おさむ)
一九四八年、東京生まれ。作家。東京大学文学部国文科卒。在学中の六八年に描いた駒場祭ポスターでイラストレーターとして注目される。七七年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作受賞。以降、小説・評論・戯曲・古典の現代語訳・エッセイ・芝居の演出等で精力的に活躍。主な著作に『桃尻語訳枕草子』『江戸にフランス革命を!』『'89』『窯変源氏物語』『ひらがな日本美術史』『二十世紀』等。『宗教なんか怖くない!』で第九回新潮学芸賞受賞。
22刷
  • 発売日:2001年4月17日
  • 定価:本体860円+税
  • ISBN:4-08-720085-X

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