<ヴィジュアル版>
ダーウィンの足跡を訪ねて
著者: 長谷川 眞理子
旅してわかった天才の素顔!出生地から永眠の場所まで、写真と共にたどる創造の道のり
 進化の理論を確立し、今日に至る進化生物学の基礎を築いたチャールズ・ダーウィン (Charles Darwin)。彼は、後世の学問に、真の意味で巨大な影響を及ぼした数少ない科学者である。ダーウィンの考え方や投げかけた問題は、いまだに解けないさまざまな謎を含み、現在でも重要なものとなっている。彼はどのような生涯を送り、どのような思惟の果てに、画期的な理論を創出したのだろうか。
 著者は長い期間をかけて、ダーウィンが生まれ育った場所、行った場所など、それぞれの土地を実際に訪れ、歩いてみた。シュルーズベリ、エジンバラ、ケンブリッジ、ガラパゴス...。ダーウィンゆかりの地をめぐる、出会いと知的発見の旅を通して、その思索と生涯、変わらぬ魅力が浮かび上がる。

[著者情報]
長谷川眞理子(はせがわ まりこ)
 東京生まれ。東京大学理学部卒。同大学院理学系研究科博士課程修了。総合研究大学院大学教授。専門は動物行動額、行動生態学。著書に『生き物をめぐる4つの「なぜ」』『進化生物学への道』『進化とはなんだろうか』『オスとメス 性の不思議』『クジャクの雄はなぜ美しい?』『雄と雌の数をめぐる不思議』、共著書に『進化と人間行動』、訳書に『霊長類のこころ』(ファン・カルロス・ゴメス)などがある。
  • 発売日:2006年8月12日
  • 定価:本体950円+税
  • ISBN:4-08-720355-7

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