母 ―オモニ―
著者: 姜 尚中
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「悩む力」から2年ぶり、著者初の自伝的小説
 在日として、戦前・戦後を日本で生きてきた、姜尚中親子二代の物語。 姜尚中の両親は、日本語の読み・書き・会話もままならないところから、地を這うような苦労をして、異郷の土地で生活の基盤を作ってきました。家族の歴史を振り返ってみれば、日本全体が貧しかった、あの頃が、思い出されます。 苦しい時、哀しい時「茶摘みの歌」を唄って明るく乗り越えてきた母。一周忌を終えたとき、遺品の中から見つかったテープは、文字の書けなかった母から息子へのラストメッセージでした。母の話す熊本弁の温かさは圧巻で、読後、胸に込み上げてくるものがあります。

[著者情報]
姜尚中(カン サンジュン)
一九五〇年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。東京大学大学院情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。著書に『マックス・ウェーバーと近代』『オリエンタリズムの彼方へ』『ナショナリズム』『東北アジア共同の家をめざして』『日朝関係の克服』『姜尚中の政治学入門』『ニッポン・サバイバル』『悩む力』ほか。共著回編者に『ナショナリズムの克服』『デモクラシーの冒険』『在日一世の記憶』ほか。
  • 発売日:2010年6月04日
  • 定価:本体1200円+税
  • ISBN:978-4-08-781444-6
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