子どもの“群れ”が還る地域をつくろう――。
いま「子どもが子どもでいられる」地域社会を実現するためには何が必要か。著者は五つの具体的な実践に着目する。
海外で考案され体系化された国際的な活動であるボーイスカウトと冒険遊び場。そして、全国てらこやネットワーク、放課後NPOアフタースクール、トーキョーコーヒーといった地域に根づいた活動を取材していく。
各章の終わりには、各団体の代表者との対談を収録。現在の教育システムを根底から疑い、
「非認知能力」「体験格差」の議論を乗り越えるオルタナティブを追求してきた著者による教育論の決定版。
◆目次◆
序章 暴走する個体能力主義
第1章 ボーイスカウト
第2章 冒険遊び場
第3章 てらこや
第4章 アフタースクール
第5章 トーキョーコーヒー
終章 公園と駄菓子屋が甦る
◆著者略歴◆
おおたとしまさ
教育ジャーナリスト。株式会社リクルートから独立後、数々の育児誌・教育誌の編集に携わる。教育や育児の現場を丹念に取材し斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。
心理カウンセラー、小学校教員としての経験もある。著書は『ルポ 塾歴社会』『ルポ 教育虐待』『不登校でも学べる』『ルポ 無料塾』『子どもの体験 学びと格差』『フリースクールという選択』など90冊以上。