筑紫哲也と自由の森大学
「文化によるまちおこし」に挑んだ人々
著者: 藤原 賢吾
伝説のジャーナリスト・筑紫哲也は故郷の大分県日田市にて、1994年から2006年まで市民大学「自由の森大学」学長を務めた。
NEWS23のメーンキャスターとして多忙な日々の傍ら、足しげく日田に通い、市民たちと「文化によるまちおこし」を共に夢見た。
バブル経済崩壊後の小さな地方都市におけるこの試みはどのように生まれ、発展し、そして終わったのか。
本書は日田における筑紫と市民たちとの協働を軸に描きながら、少子高齢化と過疎化がますます進む現在の「地方の危機」を乗り越えるヒントを探る。佐高信氏推薦!


◆目次◆
第1章 「水郷」に生まれた市民大学
第2章 文化によるまちおこし
第3章 まちおこしは家こわし
第4章 平成の大合併
終 章 筑紫哲也の亡き後も


◆著者略歴◆
藤原賢吾(ふじわら けんご)
ノンフィクション作家、西日本新聞記者。1979年鹿児島市生まれ、福岡市在住。東京理科大学理学部応用物理学科卒。神奈川県を中心に無料地域情報紙を発行するタウンニュース社から西日本新聞社に入社。文化部、日田支局などを経て現在は編集センターに勤務。著書に『人民の敵 外山恒一の半生』(百万年書房)がある。
  • 発売日:2026年1月17日
  • 定価:本体1050円+税
  • ISBN:978-4-08-721395-9

カテゴリー別新書リスト

クリックするとカテゴリーの新書一覧に移動します。

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号第6091713号)です。

ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら