後継者不足時代の事業承継
当事者の視点で考える
著者: 大塚 久美子
人口減少や産業構造の変化にともなう「後継者不足」に直面する日本の企業。
経営者や後継者を対象とした講演やセミナーを行い、自身も事業承継の当事者であった著者は、とりわけファミリー企業に携わる当事者が抱く葛藤や不安、孤独感を実感したという。
どうすれば事業を円滑に継承できるのか。事業の継続のために大切なこと、必要なことは何なのか。
2009~20年まで「大塚家具」の社長を務めた著者が、実体験も交えながら解決の糸口を提案する。

【目次】
はじめに
第一章  葛藤の構造~「家」vs.「株式会社」
第二章  ファミリー企業のガバナンス~「制度」vs.「リアリティ」
第三章  サステナビリティと事業承継~「生産」vs.「再生産」
第四章  事業承継とM&A~「ファミリー」vs.「非ファミリー」
第五章  キャリアと人生と事業承継~「個人」vs.「ファミリービジネス」
事業承継当事者とのQ&A
おわりに 

【著者略歴】
大塚久美子(おおつか くみこ)
埼玉県生まれ。1991年、一橋大学経済学部卒業。クオリア・コンサルティング代表。
94年、大塚家具に入社、96年取締役。経営企画、営業管理、教育研修等の長を歴任。
2004年に退職し、翌年、クオリア・コンサルティング設立、代表に。
09年、大塚家具社長就任。14年7月に社長職を離れるが、翌年1月に再任。
20年の退任後は現職。明治大学グローバル・ビジネス研究科特別招聘教授。
本書が初の著作となる。
  • 発売日:2025年11月17日
  • 定価:本体940円+税
  • ISBN:978-4-08-721386-7

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