野性のスポーツ哲学
「ネアンデルタール人」はこう考える
著者: 室伏 重信
「アスリートから芸術家まで。今、困難を乗り越えて、何かを獲得しようとしている人々にとって示唆に富む本」
室伏広治氏

◆内容◆
陸上競技ハンマー投げ選手としてアジア競技大会5連覇を達成し、「アジアの鉄人」と呼ばれた著者。
競技者としてだけではなく、長男でアテネ五輪金メダリストの室伏広治をはじめ多くのアスリートを指導してきた。
著者は世界の強豪に比べれば決して恵まれた体格ではなかったと言うが、太い骨格に大きな手を備えた自身の肉体の特徴に「ネアンデルタール人」の面影を感じていたという。
そんな「ネアンデルタール人」の末裔(まつえい)として、今も指導する選手を通じ、会心の一投を追究する男が明かす競技人生とスポーツ哲学。
自他の才能を引き出す、究極のコーチングとは? 室伏広治との特別対談も収録。

◆目次◆
第1章 猪突猛進 陸上競技との出会い
第2章 至高の投擲を求めて マクロからミクロへ ミクロからマクロへ
第3章 人間の可能性を拓くために 「ネアンデルタール人」はこう考える
第4章 競技者・指導者のあり方について
第5章 いかに生き、つないでいくか
対 談 室伏重信×室伏広治 指導法は常に進化し、変化し続ける

◆著者略歴◆
室伏重信(むろふし しげのぶ)
1945年、中国河北省唐山に生まれ、静岡県沼津で育つ。
陸上競技指導者。中京大学名誉教授。日本大学経済学部卒業。
ハンマー投げで日本選手権10連覇を含む12度の優勝、五輪は4大会で代表となり、アジア競技大会5連覇を成し遂げ「アジアの鉄人」と呼ばれる。
長男・広治はアテネ五輪ハンマー投げ金メダリスト(スポーツ庁長官)。
長女・由佳もアテネ五輪ハンマー投げ日本代表。ほか多くのトップアスリートを指導。
著書に『鉄球は教えてくれた』(講談社)等。

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