財津和夫
人生はひとつ でも一度じゃない
著者: NHK「ザ・ヒューマン」取材班 川上 雄三
同世代の小田和正と比較され「動の小田、静の財津」と言われるなど、物静かなイメージの財津和夫。
本書では、そんな財津が癌や更年期障害を乗り越え、サウンド志向だった過去の自分から脱却し、詞の重要性に目覚めて新たに曲を書き下ろすまでを描き切る。
コロナ禍で苦闘する財津の生き様を通し、往年のファンに勇気を与えたNHK「ザ・ヒューマン」の番組内におけるインタビューを担当ディレクターが全面改稿。
番組未収録エピソードや本書独自インタビューも満載した、財津和夫の現在を描く決定版的一冊。

◆目次◆
まえがき
第一章 順風満帆ではなかった音楽人生──その光と影
第二章 ふるさとでの出会い──気づいたことばの力
第三章 新たな挑戦──一〇年ぶりの新曲作り
第四章 コロナ禍で見つけた光──新たな指針に
第五章 詞を書くことで「生まれ変わる」
第六章「人生はひとつ でも一度じゃない」に込めた思い
あとがき

◆著者略歴◆
NHK「ザ・ヒューマン」取材班
川上雄三(かわかみ ゆうぞう)
1987年福岡県生まれ。NHKディレクターとして「NHKスペシャル」や「クローズアップ現代」などの制作に携わる。
2016年放送NHKスペシャル「震度7 何が生死を分けたのか~埋もれたデータ 21年目の真実~」は「第42回放送文化基金賞テレビドキュメンタリー番組部門奨励賞」「第53回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞」を受賞。

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