安倍晋三と菅直人
非常事態のリーダーシップ
著者: 尾中 香尚里
コロナ禍の今、日本は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以来の国家的危機に直面している。
この歴史的な国難に対して、当時首相であった安倍晋三と菅直人はどのように対処したのだろうか。
危機に際して国民に何を語り、国民をどう守るかは政治家の最優先事項であり、時の政府の姿勢は、国民に対する本音を浮き彫りにする。
安倍元首相は常々、民主党政権を「悪夢」と呼んでいたが、はたして安倍政権は菅直人政権をこんなに非難できるほど優れていたのか。
そこで、両者の「危機の認識力」「国民への言葉」「権力の使い方」「補償」など個々の対応を徹底比較し、危機における、あるべきリーダーシップを考察。
最後に安倍政権を引き継いだ菅(すが)政権のコロナ対応も評価する。                                               
10年前の記憶・記録を掘り起こすことで、今の自民党政権の“実態”が明らかになる!

【著者プロフィール】
尾中 香尚里(おなか かおり)
1965年、福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、毎日新聞社に入社し、政治部で野党や国会を中心に取材。
同部副部長として、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故における菅直人政権の対応を取材した。
2019年に退社し、現在は共同通信47NEWS、週刊金曜日などに記事を執筆。
共著に『枝野幸男の真価』(毎日新聞出版)。

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