検索
検索
CLOSE
メニュー
CLOSE
ホーム
刊行予定
前月のラインナップ
好評重版
既刊情報
単行本
新書プラス
集英社新書Youtube公式チャンネル
集英社新書公式Twitter
モーツァルトは「アマデウス」ではない
著者: 石井 宏
Tweet
シェアする
オンライン書店で購入
書店在庫を確認
電子書籍版を購入
西洋音楽史の常識を覆す、衝撃の真実!
モーツァルトは二度「殺された」。
●内容説明
今日、「アマデウス」と言えば、多くの音楽ファンが、夭逝した18世紀の天才作曲家・モーツァルトのことを思い浮かべるだろう。
しかし当の本人は、生前「アマデウス」と呼ばれたことも、名乗ったことも、まして署名などしたこともなかった。
嘘だと思うなら、本書をご一読いただきたい。
モーツァルトは、ある時期から自筆の楽譜に「アマデーオ」と、書簡の類には「アマデ」とサインし、その名を死ぬまで大切に使い続けた。
それはなぜか。なぜなら、それはモーツァルトにとって唯一の宝であり、自身を支える矜持だったからだ。
にもかかわらず、生涯大切にした最愛の名前を、死後、誰が何のためにモーツァルトから引き剥がし、似て非なる「アマデウス」に改竄してしまったのか……。
著者は、不遇のうちに35年の短い生涯を終えた天才の渇望と苦悩に寄り添いながら、その謎を解き明かしていく。
さらに、返す刀で西洋音楽史の欺瞞にも切り込んでいく。
●目次
序曲 名前の話
第1章 親からもらった名前
第2章 ヴォルフガングとアマデーウス・モーツアルト的
第3章 悪夢への前奏曲
第4章 悪夢のドラマ
間奏曲 第1《バスティアンとバスティエンヌ》の怪/第2 ジュゼッペ・アフリージョ
第5章 イタリアの陽光
第6章 アマデーオ降誕
第7章 ドラマの終わり
第8章 ウィーンの亡霊たち──陰謀・噂
第9章 モーツァルトの死
第10章 ドイツ語圏に家がない
フィナーレ アマデーオ、孤高の王国
アンコール だれがアマデウスを作ったか
あとがき
蛇足
巻末付録 モーツァルトの生涯の署名一覧(作品における署名/手紙における署名)
●著者プロフィール
石井 宏(いしい・ひろし)
1930年、東京生まれ。音楽評論家、作家、翻訳家。東京大学文学部美学科および仏文科卒。
主な著書に、山本七平賞を受賞した『反音楽史 さらば、ベートーヴェン』をはじめ『素顔のモーツァルト』、『誰がヴァイオリンを殺したか』、『帝王から音楽マフィアまで』、『ベートーヴェンとベートホーフェン 神話の終り』、『チョッちゃん』、『ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子』(共著)などのほか、主な翻訳書に『モーツァルト』、『モーツァルトのオペラ』、『グスタフ・マーラー 愛と苦悩の回想』、『モーツァルト 音楽における天才の役割』など。
試し読みページを開く
発売日:2020年2月17日
定価:本体880円+税
ISBN:978-4087211092
試し読みページを開く
オンライン書店で購入(50音順)
amazon.co.jp
オンライン書店e-hon
紀伊国屋書店
セブンネットショッピング
TSUTAYA ON LINE
Honya Club
hontoネットストア
楽天ブックス
ローチケHMV
書店在庫を確認(50音順)
紀伊國屋書店
三省堂書店
有隣堂
電子書籍版を購入
電子書籍版サイト(全電子書店)
Tweet
シェアする
好評重版
3刷
働くということ 「能力主義」を超えて
勅使川原 真衣
7刷
なぜ働いていると本が読めなくなるのか
三宅 香帆
5刷
カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」
室橋 裕和
3刷
子どもが教育を選ぶ時代へ
野本 響子
2刷
戦雲 要塞化する沖縄、島々の記録
三上 智恵
4刷
女性差別はどう作られてきたか
中村 敏子
34刷
悩む力
姜 尚中
2刷
イスラエル軍元兵士が語る非戦論
ダニー・ネフセタイ 永尾 俊彦
カテゴリー別新書リスト
クリックするとカテゴリーの新書一覧に移動します。
政治・経済
社会
哲学・思想
歴史・地理
教育・心理
文芸・芸術
科学
ホビー・スポーツ
医療・健康
ノンフィクション
集英社新書の書籍リスト