ブルーライト 体内時計への脅威
著者: 坪田 一男
パソコン、スマホ、テレビ……
LEDの光が人体にもたらす想定外の異変!
 スマートフォン、タブレット、LED照明……今や日常生活の至るところで、我々が否応なく過剰に浴びているブルーライト。実は、その光は眼に、人体に深刻な影響を与えている。眼精疲労や加齢黄斑変性など眼への影響だけではなく、夜間に過剰なブルーライトを浴びると体内時計が壊れ、心身に変調をきたすのだ。
 LEDディスプレイから発せられる、そうした光をカットするPCメガネの登場など世の中の関心が高まるなか、増え続けるブルーライトの使用に警鐘を鳴らし、対策を伝授する。

[著者情報]
坪田一男(つぼた かずお)
一九五五年東京生まれ。慶應義塾大学医学部眼科教授。日本抗加齢医学会理事長。八〇年慶應義塾大学医学部卒業後、日米の医師免許を取得。八五年米国ハーバード大学留学、八七年角膜クリニカルフェロー修了。高齢化社会の視力の問題にも視野を広げ、日本におけるアンチエイジング医学の研究と導入に本格的に取り組む。

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