ウィーン楽友協会 二〇〇年の輝き
著者: オットー・ビーバ イングリード・フックス 小宮 正安(訳)
ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、マーラーと歩んだ
「音楽の都ウィーン」の真の主役!
『音楽の都」として知られるウィーン。その名を世界中に轟かせるのに、もっとも重要な役割を果たしたのはなにか? それは宮廷でも貴族でもなく、市民社会のなかから誕生したウィーン楽友協会だ。クラシック音楽を市民のものとして育て上げ、音楽の喜びを彼らに伝えたのだ。ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、マーラーといった有名音楽家でさえ、もしも楽友協会がなければ、現在のような名声を残せたかどうか。
 この楽友協会の輝ける歩みを、資料館所蔵の貴重な資料図版一〇〇点とともに紹介。資料館館長・副館長による日本のクラシック愛好家のための書き下ろし!

[著者情報]
Otto Biba(オットー・ビーバ)
ウィーン楽友協会資料館館長。ウィーン大学にて音楽学の博士号を取得。二〇一〇年、日本政府より旭日小綬章を受賞。

Ingrid Fuchs(イングリード・フックス)
ウィーン楽友協会資料館副館長。ウィーン大学にて音楽学の博士号を取得。オーストリア学術アカデミーを経て、副館長に。

訳者:小宮正安(こみや まさやす)
横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程准教授。
  • 発売日:2013年12月17日
  • 定価:本体1200円+税
  • ISBN:978-4-08-720718-7

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