野馬追で会いましょう
相馬の馬文化と震災後の日常
著者: 星野 博美
海外で土着の馬に乗り、「馬の地」が紡ぐ歴史と人々の営みをたどる旅をしてきた著者は、2021年夏、福島県相馬地方で行われる祭事「相馬野馬追」を初めて訪れた。
馬との暮らしが失われる中、祭りはどのように維持されているのか。日本の馬文化のいまを知りたい──。
浪江町で出会った「平本家」のメンバーは東日本大震災でほぼ全員が被災し、全国に散らばって生活していた。
かれらの語り、一人一人の選択から原発事故の影響がいまだ続く現実が見えてくる。
日本の馬文化の現在地と震災後の日常を描くノンフィクション。

【目次】
まえがき
第一章   二〇二一年相馬野馬追
第二章   標葉郷平本家との出会い
第三章  「野馬追の日に会っている」
第四章   相馬野馬追保存会
第五章   原発からの逃避行
第六章  「私がやってやる」
第七章   二〇二二年相馬野馬追
あとがき


【著者略歴】
星野博美(ほしの ひろみ)
ノンフィクション作家、写真家。1966年、東京生まれ。
『転がる香港に苔は生えない』で第32回大宅壮一ノンフィクション賞、『コンニャク屋漂流記』で第63回読売文学賞「随筆・紀行賞」・第2回いける本大賞、『世界は五反田から始まった』で第49回大佛次郎賞受賞。主な著書に『島へ免許を取りに行く』『戸越銀座でつかまえて』『みんな彗星を見ていた』『謝々! チャイニーズ』『馬の惑星』など。
  • 発売日:2026年4月17日
  • 定価:本体1100円+税
  • ISBN:978-4-08-721409-3

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