イスラーム 生と死と聖戦
著者: 中田 考
ムスリムの死生観をわかりやすく解説する。
第一人者による、イスラーム思想入門。
 「イスラーム」すなわち「過激」「危険思想」というイメージを持つ人も多いな か、本来は唯一神・アッラーの存在こそが人間の人間による支配と国家の暴走、 対立を食い止める秩序になり得るのだと著者は主張する。国境を越えて勢力を伸 ばす「イスラーム国」の現状にも触れながら、ムスリムたちの死生観をわかりや すく解説する、必読の一冊。東京大学先端科学技術研究センター准教授・池内恵 氏の解説付き。

[著者情報]
中田 考(なかた こう)
一九六○年、岡山県生まれ。イスラーム学者。東京大学文学部卒業後、カイロ大学大学院文学部哲学科博士課程修了(哲学博士)。同志社大学神学部元教授。専門はイスラーム法学・神学。著書に『イスラームのロジック』(講談社)、『一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教』(内田樹氏との共著、集英社新書)他。

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