宇宙を創る実験
著者: 村山 斉(編)
 素粒子を光速近くまで加速し衝突させる加速器実験。この実験で二〇一二年、世界最大の円形加速器=LHCの研究チームがヒッグス粒子を「発見」したことは記憶に新しい。
 本書で扱うILC(国際リニアコライダー)は、物理学の最先端の知を結集した、従来の円形加速器とは一線を画す直線型の最新加速器。日本での建設を念頭に進むこの計画が実現すれば、ビッグバンが再現され、宇宙最初期の状態が解明できる! 宇宙最大の謎である暗黒物質や暗黒エネルギーなど、物理学の課題が次々と明らかになる、壮大な実験の全容に迫る。

[著者情報]
村山 斉(むらやま ひとし)
東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU)機構長

Rolf-Dieter Heuer(ロルフ・ホイヤー)
欧州原子核研究機構(CERN)所長

Fabiola Gianotti(ファビオラ・ジャノッティ)
エジンバラ大学名誉教授

Lyn Evans(リン・エヴァンス)
ロンドン・インペリアルカレッジ教授

鈴木厚人(すずき あつと)
KEK(高エネルギー加速器研究機構)機構長

山崎直子(やまざき なおこ)
宇宙飛行士

山本 明(やまもと あきら)
KEK特別教授

照沼信浩(てるぬま のぶひろ)
KEK准教授

山本 均(やまもと ひとし)
東北大学教授

山下 了(やました さとる)
東京大学准教授

早野仁司(はやの ひとし)
KEK教授

田内利明(たうち としあき)
KEK准教授

吉岡正和(よしおか まさかず)
KEK名誉教授

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