アルツハイマー病は治せる、予防できる
著者: 西道 隆臣
2025年、アルツハイマー病は治る病気になる。
根本治療薬開発への道筋が本書で明らかに!
利根川進氏(ノーベル生理学・医学賞受賞者
理化学研究所脳科学総合研究センター長)推薦!
 超高齢化社会へひた走る日本。認知症高齢者の数は今や約四六二万人と推計されており、二〇二五年には七〇〇万人を超えるという。その認知症のうち約六〇%を占めるとされるのがアルツハイマー病だが、根本的な治療薬はいまだ存在しない。
 しかし、理化学研究所のプロジェクトチームが、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβを分解する酵素「ネプリライシン」を発見。同病の治療・予防に大きく道を開いた。
 同プロジェクトのリーダーである研究者が、アルツハイマー病治療をめぐる最新の研究成果を明らかにする。

[著者情報]
西道隆臣(さいどう たかおみ)
一九五九年宮崎県生まれ。理化学研究所脳科学総合研究センター・神経蛋白制御研究チーム・シニアチームリーダー。筑波大学生物学類卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修了(薬学博士)。東京都臨床医学総合研究所・遺伝情報研究部門主事を経て、一九九七年より現職。二〇一四年(株)理研バイオを設立、代表取締役を兼ねる。日本認知症学会理事。

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