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『聖なる幻獣』

定価:本体1100円+税
ISBN978-4-08-720521-3

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『聖なる幻獣』 立川 武蔵 大村 次郷 

戦慄!と畏敬!
神々や仏の「聖性」を高める獣たち。

 メドゥーサ、キマイラ、キールティムカ、海獣マカラ、竜、一角獣、スフィンクス、ガルダ鳥、グリフィン等々、人間は、自然界に存在しないさまざま奇妙な動物たち――幻獣を考え出してきました。
 それらはヨーロッパ、アジアにとどまらず、あらゆる地域の神話に登場し、現実の動物にも負けないほどのリアリティーを持っています。そして、その異様なもろもろのイメージには共通した要素があり、ある種の「聖性」を有し、人々に戦慄と畏敬の念を覚えさせます。
 本書は、この聖なる獣たちが人間文化の中にどのような棲家を見つけ、いかなる働きをしてきたのかを見ようとするものです。聖獣たちの姿を集大成、紹介する初の試みといえます。
著者情報

立川 武蔵(たちかわ むさし)

一九四二年、名古屋生まれ。国立民族学博物館名誉教授、愛知学院大学教授。名古屋大学大学院博士課程中退、ハーバード大学大学院にて博士号取得。専門は仏教学、インド学。著書に『ヒンドゥー教巡礼』(集英社新書)、『ブッディスト・セオロジーI〜V』(講談社選書メチエ)、『はじめてのインド哲学』(講談社現代新書)、『空の思想史――原始仏教から日本近代へ』(講談社学術文庫)、訳書にエリアーデ『ヨーガ』(せりか書房)など多数。

大村 次郷(おおむら つぐさと)

一九四一年、旧満州、新京(現・長春)生まれ。写真家。多摩芸術学園写真科、青山学院大学卒業。写真家・濱谷浩に師事。オリエント、インド亜大陸、中国を中心にフォト・ルポルタージュを続ける。著書に『遺跡が語るアジア』(中公新書)、共著に『アジアをゆく』全7巻(集英社)、『ヒンドゥーの聖地』(山川出版社)、『インド・カレー紀行』(岩波ジュニア新書)など多数。

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