アート鑑賞、超入門!
7つの視点
著者: 藤田 令伊
西洋絵画から浮世絵、現代アートまで。
もっと楽しくもっと理解するための
目からウロコの新・鑑賞論。
 日本は世界でも有数の美術館への入場者数を誇る国だが、訪れた人々の「鑑賞」実態は、無意識のうちに世評に導かれていて、自分自身の目でアートに向き合っているとは言いがたいのではないだろうか。
 本書は、アートを「見る」ことに焦点を当て、7つのポイントから芸術作品へのアプローチを説き明かす。
 モネ、ミレー、ベラスケス、歌川国芳といった歴史上の画家から、スゥ・ドーホ、アントニー・ゴームリーといった現代作家の作品までを幅広く取り上げながら、実践的なアート鑑賞術を提示する。

[著者情報]
藤田令伊(ふじた れい)
一九六二年、奈良県生まれ。アートライター。大正大学文学部非常勤講師。鑑賞者の立場を大切にしながらアートの愉しみを広げる活動に尽力している。独自の視点によるアート情報サイト「ARTRAY」主宰。著書に『現代アート、超入門!』『フェルメール 静けさの謎を解く』(ともに集英社新書)など。

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