それでも僕は前を向く
著者: 大橋 巨泉
'13年末、2度目のガン発覚。改めて向き合う<命>。
逆境にあっても笑って生き抜いてきた。
<巨泉流・人生のスタンダード>
 疎開先の千葉で米軍機による機銃掃射を受け、生と死があっけなく入れ替わるのを目の当たりにした少年時代。食べるためにがむしゃらに働いた無名時代。才能への自惚れを打ち砕かれた、寺山修司、ビートたけしら圧倒的天才との出会い……。
 多くの人気番組で司会を務め、参議院議員、実業家としても活躍、「才能に恵まれた人生の勝ち組」そのもののように見える著者を支えたのはじつは才能ではなかった。「運」の使い方、「命」の重み、「覚悟」の決め方、「希望」のつなぎ方など、八〇年の人生で多くの師から学び、苦闘して発見した、逆境にあってなお笑って生き抜くための「人生のスタンダード」のすべてを語る。

[著者情報]
大橋巨泉(おおはし きょせん)
一九三四年、東京生まれ。タレント。早稲田大学政経学部新聞学科中退。ジャズ評論、放送作家などを経て、『11PM』『クイズ ダービー』など多くの人気番組の司会を務める。一九九〇年、セミリタイア宣言。二〇〇一年に民主党から参院選に出馬、当選するが、安全保障問題などで執行部と対立し辞職した。著書に『366日 命の言葉』(ベスト新書)などがある。

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