「助けて」と言える国へ
―人と社会をつなぐ
著者: 奥田 知志 茂木 健一郎
「傷ついた者こそが、救い主になる」
人は<つながる力>で生きている。
 ホームレス者が路上死し、老人が孤独死し、若者がブラック企業で働かされる日本社会。人々のつながりが失われて無縁社会が広がり、格差が拡大し、非正規雇用が常態化しようとする中で、私たちはどう生きればよいのか? 本当の絆とは何か?
 いま最も必要とされている人々の連帯とその倫理について、社会的に発信を続ける茂木健一郎と、長きにわたり困窮者支援を実践している奥田知志が論じる。
著者からのビデオメッセージ

[著者情報]
奥田知志(おくだ ともし)
一九六三年滋賀県生まれ。日本バプテスト連盟・東八幡キリスト教会牧師。NPO法人「北九州ホームレス支援機構」理事長。関西学院大学神学部大学院修士課程修了。NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』等に出演。

茂木健一郎(もぎ けんいちろう)
一九六二年生まれ。脳科学者。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。

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