量子論で宇宙がわかる
著者: マーカス・チャウン 林 一(訳)
知られざる宇宙の謎に答える!!
「相対性理論と共に、量子論の描く世界を楽しみながら味わえる本だ」佐藤勝彦(宇宙物理学者)
 現代物理学の最もめざましい成果は、極小の世界を扱った量子論と、極大の世界を論じたアインシュタインの相対性理論であるといえる。本書ではこの二つを手がかりに、私たちの身の回りの世界からそれらを取り囲んでいる宇宙まで、どれほど奇妙で驚きに満ちたものであるかを、実例を挙げつつわかりやすく解説する。
 多重宇宙、量子コンピュータ、量子テレポーテーション、ビッグバン理論、ブラックホール、タイムトラベル、インフレーション宇宙、ダークエネルギーなど、話題のトピックも満載。

[著者情報]
Marcus Chown(マーカス・チャウン)
一九五九年生まれ。ロンドン大学で物理学を学んだ後、カリフォルニア工科大学で電波天文学の修士号を取得。現在は「ニュー・サイエンティスト」誌の宇宙論顧問。著書に『宇宙誕生』『僕らは星のかけら』『奇想、宇宙をゆく』ほか多数。

林 一(はやし はじめ)訳
一九三三年生まれ。昭和薬科大学名誉教授。訳書にホーキング『ホーキング、宇宙を語る』、グリーン『エレガントな宇宙』(共訳)ほか多数。

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