田舎暮らしができる人 できない人
著者: 玉村 豊男
おとなの男の選択組織人から解き放たれたとき、生活者としての人生が始まる!
 今、定年を迎える団塊世代を中心に、田舎暮らしへの関心が高まっているのはなぜだろう。軽井沢の別荘地のはずれでソフトな田舎暮らしを八年、その後農村地域の里山に居を移し荒地を耕して農園を拓くハードな田舎暮らしを一六年、さまざまなアスペクトを知る東京生まれの著者による実体験から、時代の変化が必然的に生み出した最新のライフスタイルの意味を探る。組織から解放され、社会への責任を果たして自由になった大人が、みずからの意志で選択する悔いのない終の棲家とは?
田舎暮らしができる人にも、できない人にも、これからの三〇年を幸福に生きるためのヒントを与えてくれる一冊です。

[著者情報]
玉村豊男(たまむら とよお)
 一九四五年、東京都生まれ。東京大学仏文科卒業。在学中にパリ大学言語学研究所に留学。一九七七年『パリ 旅の雑学ノート』一九八〇年『料理の四面体』をはじめ、旅、料理、食文化ほか幅広い分野で執筆活動を続ける。八三年より長野県軽井沢町、九一年より同東部町(現・東御市)に移住。二〇〇四年『ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー』開設。画家としても活躍し、〇七年箱根に『玉村豊男ライフアートミュージアム』開館。

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