『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』の著者ヤマザキマリ先生が、平成27年 度(第66回)芸術選奨新人賞を受賞されました。
芸術選奨における漫画家の受賞は、諸星大二郎先生、井上雄彦先生、岸本斉史先生に続いて四人目の快挙です。
平成27年度(第66回)芸術選奨受賞者一覧
贈賞理由では、スティーブ・ジョブズやプリニウスといった「変人」に目をつけた「慧眼」が称えられ、「出版関係者や読者を知的興奮の渦に巻き込んでいるのは,ほかならぬ氏の地球人類としての実体験に基づいた,探究の衝動ではないか」「グローバルに通じるオピニオン・リーダーとしてのマンガ家がいよいよ登場した」と絶賛されています。
おめでとうございます。
ヤマザキマリ先生が集英社の書籍PR誌「青春と読書」2016年1月号に寄稿された エッセイが集英社新書プラスに転載されました。
本新書の執筆動機を書いておられるエッセイです。ぜひお読みください。
日伊国交樹立150周年を記念『ボッティチェリ展』(2016年1月16日〜4月3日・東京都美術館)はイタリア・ルネサンス期を代表する巨匠の一人、サンドロ・ボッティチェリ(1444/45-1510)の日本で初めての本格的な回顧展です。
そこで『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』著者のヤマザキマリさんの講演会が開かれます。
講演会・鑑賞への参加は、図録、お土産がセットになった1回200人限定のプレミアム内覧会券(5,000円・税込)が必要です。
講演会の開始時間によって二つの時間帯からお選び頂きます。
講演会概要・チケット購入方法などは展覧会の公式ホームページをご覧ください。
『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』著者のヤマザキマリさんが、「イタリアと日本の狭間に生きる」というテーマで講演会を行ないます。
司会は集英社新書『ローマ人に学ぶ』著者の本村凌二先生。本村先生とのトークもあります。
『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』著者のヤマザキマリさんと、漫画家のとり・みきさんのトークイベントが行なわれます。
ルネサンス期の画家の工房は、実は、現代日本の漫画家の仕事場に酷似していた!?『プリニウス』(「新潮45」で連載中)ではタッグを組み、常に漫画界に風雲を巻き起こす“最強の二人”、ヤマザキマリと、とり・みきが熱血トーク!
このイベントは、『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』(集英社新書)刊行と「芸術新潮」1月号(12月25日売り号)から始まる二人の新連載「リ・アルティジャーニ ルネッサンス画家職人伝」の開始を記念し、開催されます。
ルネサンスとはなにか、そして、そこで活躍していた画家たちとは!? お二人と一緒に振り返ってみませんか。
日本とイタリアの国交樹立150周年を記念し、イタリアが生んだ天才レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)の展覧会が江戸東京博物館にて開催されます(2016年1月16日〜4月3日)。
会期中『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』著者のヤマザキマリさんの講演会が開かれます。
講演会に参加するには、前売の特別講演会セット券(4,200円・税込)が必要です。
同券は講演会、図録、音声ガイドをセットにしたチケットです。
累計発行部数900万部超の大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリ氏を、ただ古代ローマと風呂が好きなだけの漫画家だと思ったら大間違い。実は17歳で単身イタリアに渡り国立美術学校で美術史と油絵を学んだ筋金入りの美術専門家なのだ。そんな彼女がいわば「本業」である初の美術論のテーマに選んだのは、偏愛する「ルネサンス」。しかしそこは漫画家。並みいる巨匠もヤマザキ氏にかかれば「好色坊主」「筋肉フェチ」と抱腹絶倒のキャラクターに。とかくお堅くなりがちな美術評論から読者を解放する、ヤマザキマリ流芸術家列伝!
漫画家。1967年東京都生まれ。1984年よりイタリア国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で美術史と油絵を学ぶ。1997年漫画家デビュー。2008年連載開始の『テルマエ・ロマエ』が空前の大ヒットとなり、2010年のマンガ大賞、手塚治虫文化賞短編賞を受賞。同作品は映画化もされた。比較文学を研究するイタリア人研究者との結婚を機に、シリア、ポルトガル、アメリカを経て現在はイタリア在住。現在漫画作品では『プリニウス』(とり・みきと共著)、『スティーブ・ジョブズ』を連載中。『男性論 ECCE HOMO』『国境のない生き方』など文章による著書も多数