集英社新書「資本主義の終焉と歴史の危機」水野和夫 メディア情報へ 既刊情報へ イベント情報へ

2014年のベスト・ブック」として、続々、選出![週刊ダイヤモンド]2014年の<ベスト経済書>第1位。[毎日新聞]「2014 この3冊」磯田道史氏・選。[BRUTUS]書評「目利き書店員が選んだ2015年の課題図書」。

推薦!

■榊原英資氏(青山学院大学教授)
■中谷巌氏(一橋大学名誉教授)
「本著が真に素晴らしいのは、短期の景気分析では決して得られない資本主義世界の歴史のうねりを実感できるところだ。21世紀経済展望のための必読書。」
■佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)
「21世紀の資本主義が全般的危機に直面している現実を解明した好著。分かりやすく、役に立つ。」
■溝口敦氏(ノンフィクション作家)
「簡単な新書ながら大著に匹敵する内容。叙述と分析の一つ一つが説得力を持ち、目からうつばりが取れる思いがする。」
■内田樹氏(神戸女学院大学名誉教授)
「資本主義の終わりをどうソフトランディングさせるかの大変クールな分析。グローバル資本主義と民主制の食い合わせが悪いという指摘にも深く納得。」
■田原総一朗氏(ジャーナリスト)
「『資本主義の終焉』をなんとしても否定したいのだが、本書には憎らしいほどの説得力がある。」
■養老孟司氏(東京大学名誉教授)
「素人の私が読んでも面白い経済の本。読むなら、こういう本がいいなあ。」
■橋本直樹氏(鹿児島大学経済情報学科教授)
「なりは新書で小さいが、ピケティの大著に匹敵する内容を持つ骨太な資本主義論。秀逸。」

バブルのツケをバブルで支払う。
この危険な循環こそが決定的な破局をもたらす!
資本主義の最終局面=バブル多発時代にむけた処方箋。

資本主義の最終局面にいち早く立つ日本。世界史上、長期にわたるゼロ金利が示すものは、資本を投資しても利潤の出ない資本主義の「死」だ。 死の瀬戸際の資本主義は、グローバル化を進め国民を置き去りにし、国家さえも使用人としてバブルを多発させ、生き延びようとしている。 終わりの近づく資本主義にそれでもしがみつき、かりそめの「成長」を目指すことは、「国民なき国家」を作り上げ、破局への道を整えているにすぎない。
グローバル化の本質を鋭利に分析し、世界経済危機を最も早くから警告していたエコノミストが、日本再生のための道と「世界総ゼロ金利」後の新たなシステムを提言する!

主な内容

●「世界総ゼロ金利」時代のあとに何が起きるのか?
・成長を果たした国からゼロ金利になり、「日本化」する。この危機の「本質」とは?
・「バブル清算型」の資本主義でアメリカはどうなる?
・中国はアメリカ没落後の覇権国になれるのか?
・中国バブルが弾けたあとの、世界経済は?
・日本の財政赤字、国債問題にどう対処するべきか?
・日本の中間層没落の真の原因とはなにか?
・EU崩壊は起きるのか? ドイツはギリシャを切り捨てるのか?
・アフリカのグローバル化のあと、資本は何を狙うのか?
●「世界総ゼロ金利」=資本主義の終焉で
なぜ日本にチャンスが生まれるのか?

目次

はじめに――資本主義が死ぬとき
第一章 資本主義の延命策でかえって苦しむアメリカ
第二章 新興国の近代化がもたらすパラドックス
第三章 日本の未来をつくる脱成長モデル
第四章 西欧の終焉
第五章 資本主義はいかにして終わるのか
おわりに――豊かさを取り戻すために

メディア出演・書評

テレビ
【NHK】ニッポンのジレンマ元日SP「ニッポンの大転換2015」
【TBS】サンデーモーニング
【読売テレビ】たかじんのそこまで言って委員会「資本主義の崩壊」
【BSフジ】プライムニュース 「資本主義の寿命とカベ」
【BSフジ】激論!クロスファイア 「資本主義の終焉と経済成長の限界」
【BS11】報道ライブ21 INsideOUT 経済成長と「限界資本主義」
【日経CNBC】NEWS COREワイド「資本主義の終焉」
【BS日テレ】深層ニュース
新聞
【毎日新聞】「2014 この3冊」磯田道史氏・選
【朝日新聞】オピニオン欄・インタビュー 「資本主義がつくった国内の周辺」 林美子記者
【朝日新聞】オピニオン欄「経済成長を問い直す—富の集中戦略でいいのか」
【読売新聞】書籍紹介 コラム「地球を読む」劇作家・山崎正和氏
【毎日新聞】インタビュー「貧富の格差拡大は資本主義の宿命」
【毎日新聞】書籍紹介 コラム「風知草」政治部特別編集委員・山田孝男氏
【毎日新聞】書評
【毎日新聞】「12.14 選挙への指針―経済政策失敗を隠ぺい」
【東京新聞/中日新聞】社説「成長病」にさよならを
【日経新聞】書評「年末年始に読みたい 経済がわかる新書・文庫」
【神奈川新聞】インタビュー「アベノミクス停滞の理由は」
【共同通信】インタビュー「成長ではなく生存戦略を」
【日刊ゲンダイ】注目の人直撃インタビュー「民主主義の土台を腐らせる資本主義とは決別しなければなりません」
【日刊ゲンダイ】著者インタビュー「アベノミクスでリストラされ職を失う庶民」
【日刊ゲンダイ】書籍紹介
【産経新聞 】書籍紹介 「世界を視野に語る時代」早稲田大学教授・石原千秋氏
【陸奥新報】書評
【デーリー東北】書評
【茨城新聞】書評
【京都新聞】書評
【十勝毎日】書評
【岩手日日】書評
【北羽新報】書評
【長野日報】書評
【南海日日新聞】書評
【佐賀新聞】書評 くまざわ書店佐賀店平井氏
雑誌
【週刊ダイヤモンド】2014年の<ベスト経済書>第1位(約100名の経済学者・経営学者・民間エコノミストによる投票)
【週刊朝日】書評「ベストセラー解読:金利ゼロの意味すること」書評家・永江朗氏
【週刊現代】「リレー読書日記」ノンフィクション作家・溝口敦氏
【週刊ポスト】「著者に訊け」水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』語る
【週刊ダイヤモンド】「知を磨く読書:超低金利が招く資本主義の終焉」作家・佐藤優氏
【週刊SPA!】「佐藤優のインテリジェンス人生相談」作家・佐藤優氏
【週刊エコノミスト】読書日記「社会に見え隠れする資本主義崩壊の過程」作家・藤原智美氏
【週刊エコノミスト】書評「時代の羅針盤となる資本主義の行く末」国学院大学教授・高橋克秀氏
【月刊文藝春秋】「野蛮な資本主義と民主主義の危機」 中野剛志氏との対談
【月刊文藝春秋】書評「今月買った本―資本主義は死んだのか」野口悠紀雄氏(経済学者)
【月刊文藝春秋】寄稿「虚構の成長戦略 資本主義は死んだ」
【週刊東洋経済】寄稿「中間層は解体されてしまう」
【週刊東洋経済】書評
【新潮45】寄稿「資本主義が死ぬとき」
【新潮45】寄稿「アベノミクスの終焉と資本主義の黄昏」
【VOICE】書籍紹介 養老孟司氏
【BRUTUS】書評「目利き書店員が選んだ2015年の課題図書」くまざわ書店八王子店・中島恭一氏/三省堂書店神保町本店・藤原哉氏
【ちくま】書籍紹介「資本主義に代わるシステムを展望する」斎藤美奈子(文芸評論家)
【YEN SPA!】インタビュー「資本主義が死期を迎えた今、先進国での格差拡大は必然」
【経済】書籍紹介「資本主義の限界論をどう見るか」鰺坂真氏(関西大学名誉教授)
【日経マネー】インタビュー「リーダーからの金言―それでもゼロ金利は続く」
【SAPIO】インタビュー「これで、日本は甦る」
【月刊日本】インタビュー「日銀追加緩和でもデフレは脱却できない」
【AERA】インタビュー「“資本主義の限界”映すゼロ金利」
【AERA】書籍紹介「資本主義の限界を生き抜くための『資本論』」作家・佐藤優氏
【AERA】書籍紹介「バブル資本主義の末路は」
【AERA】書籍紹介「新しい社会が見えてくる18冊―資本主義を理解する最良の教科書」第一生命研究所主席エコノミスト・永濱利廣氏
【週刊プレイボーイ 】著者インタビュー「近づきつつある資本主義の死期を前に、日本がなすべきこととは?」
【kotoba 】対談 水野和夫氏×白井聡氏 「資本主義の死の時代を生き抜く」
【集英社新書プラス】インタビュー 「資本主義の終わり。この大転換を乗り越えるために」
【週刊金曜日】書評
【POSSE】対談 水野和夫氏×今野晴貴氏「経済成長は本当に必要か」
【エクラ】「大人の文藝部」 文芸評論家・斎藤美奈子氏
web
【BLOGOS】「『21世紀の資本』と『資本主義の終焉』について、水野和夫さんと考える」ジャーナリスト・田原総一朗氏
【日刊ゲンダイ】日大教授・水野和夫氏が語る 「資本主義は死期に突入」
【日刊ゲンダイ】著者インタビュー「アベノミクスの帰結…国民は1%の人たちに踏みつけられる」
【日刊ゲンダイ】水野和夫氏が警鐘 「今年は日銀が自ら資本主義に幕を引く」
【The Japan News 】“Think ‘steady-state society’ before it's too late”
【ビジネスブックマラソン】書評「イチオシの一冊」ビジネス書評家・土井英司氏
【ブック・アサヒ・コム】ブック・アサヒ・コムで売れた本 2014年
ラジオ
【NHK第1】いとうせいこう トーキング・セッション2016
【文化放送】大竹まこと ゴールデンラジオ!
【文化放送】くにまるジャパン
【J-WAVE】JAM THE WORLD 「ゼロ金利 格差社会の拡大を助長」
【JFN系列】ON THE WAY JOURNAL WEEKEND

イベント

『資本主義の終焉と歴史の危機』刊行記念
水野和夫氏トークイベント!
4月24日(木) (終了しました)
紀伊國屋書店新宿南店6階イベントスペース〈コミュニティガーデン〉
●動画配信中!
『資本主義の終焉と歴史の危機』刊行記念トークセッション
資本主義の終焉—国家はその後、どうなるか?
水野和夫氏(エコノミスト)×山下範久氏(歴史社会学者)
日時:5月29日(木)(終了しました)
場所:ジュンク堂書店池袋本店4階カフェ
●動画配信中
『資本主義の終焉と歴史の危機』刊行記念講座
水野和夫氏(エコノミスト・日本大学国際関係学部教授)
日時:9月20日(土)(終了しました)
主催・場所:朝日カルチャーセンター新宿教室