幕末、明治を駆け抜けた志の言葉!
「剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!」
それが拙者が見出した答えでござる!!
幕末に"人斬り抜刀斎"として恐れられた長州派の志士、緋村剣心。彼はもう二度と人を殺めないという"不殺の誓い"を立て、維新後は栄達の道を捨て流浪人となったー。
『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』は、立場を問わず、苦難に直面する身近な人間を助ける剣客・剣心と幕末、明治の志士たちの姿を描いた物語。本書は一九九四年から九九年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された同作品の名台詞をテーマ別にセレクトした。
強い者が弱い者を踏みにじる世の中にあらがう、志と反骨精神あふれる言葉は、時代を超えて響く。
作者・和月伸宏のメッセージ、武術研究者・甲野善紀の解説も収録。
和月伸宏メッセージ
「台詞はキャラクターのキーワード」
解説/甲野善紀「志の時代の再来を求めて」
甲野善紀(こうの よしのり)
一九四九年、東京都生まれ。武術研究者。松聲館館主。長年の武術研究で得た身体技法は、競技スポーツをはじめ幅広い分野で注目されている。『剣の精神誌』(ちくま学芸文庫)、『武術と医術 人を活かすメソッド』(集英社新書)他著書多数。『エンバーミングーTHE ANOTHERTALE OF FRANKENSTEINー』を執筆。
本の情報
書名:るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―語録
著者:和月伸宏 解説/甲野善紀
発売日:2014年7月17日
定価:本体900円+税
ISBN: 978-4-08-720748-4
©和月伸宏/集英社