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『源氏物語を反体制文学として読んでみる』

定価:本体820円+税
ISBN978-4-08-721050-7

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『源氏物語を反体制文学として読んでみる』 三田誠広  

小説家の視点で論じる新しい『源氏物語』評!

 紫式部が『源氏物語』を書いた平安時代は、摂関政治(天皇に嫁いだ娘が男児を産むことで外戚として権力を得る)の全盛期にあった。しかし『源氏物語』は天皇親政の時代を舞台とし、「源」という元皇族が活躍するストーリーだ。摂関政治をあえて否定するという、いわばその時代の「反体制文学」として『源氏物語』は大ベストセラーとなり、多くの読者の支持を得た。なぜ紫式部はそのような果敢な挑戦をしたのか。紫式部が時代をどう感じ、またどのようなモチベーションで物語を綴ったのか。独自の視点で鮮やかに描く、新しい『源氏物語』論。
著者情報

三田誠広(みた まさひろ)

作家。一九四八年生まれ。早稲田大学文学部卒業。一九七七年『僕って何』で芥川賞受賞。早稲田大学文学部客員教授を経て、武蔵野大学文学部教授。日本文藝家協会副理事長。著書に『マルクスの逆襲』『実存と構造』『釈迦とイエス 真理は一つ』(集英社新書)など多数。

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