体力の正体は筋肉
著者: 樋口 満
下半身と体幹を鍛えよ!
筋肉が健康を守る
 いまやスポーツジムのメインの利用者はシニアと呼ばれる世代だ。彼らは有酸素運動だけでなく負荷をかけたマシン運動も精力的に行うが、自己流の誤ったトレーニングで故障や不調を生ずる人も多い。しかし、シニアにとって、体幹と下半身の筋肉トレーニングは、自立した健康な生活を送るために必須なものである。
 そのために、誰でも簡単に自宅でもできる“ローイング”という最強のトレーニング法を紹介する。さらに、体力とはなにか、体力をつけるのに筋肉はなぜ重要なのか、筋肉にとって最適な食生活についても啓蒙する。

[著者情報]
樋口 満(ひぐち みつる)
一九四九年愛知県生まれ。早稲田大学スポーツ科学学術院教授。教育学博士(東京大学)。早稲田大学アクティヴ・エイジング研究所所長。一九七一年名古屋大学理学部化学科卒業。一九七五年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。専攻は、健康増進に関する運動生理・生化学、スポーツ栄養学。ハンガリー体育大学名誉博士。第二〇回秩父宮記念スポーツ医・科学賞功労賞を受賞。編著書に『からだの発達と加齢の科学』『ローイングの健康スポーツ科学』など多数

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