人工知能時代を<善く生きる>技術
著者: 堀内 進之介
これが未来の見取り図だ!
「脅威論」も「待望論」もみんな間違っている!
 いつでも・どこでも・何でも・誰でもネットに接続され、日々、膨大な量の情報が交わされている。これを人工知能で分析することで近未来を予測し、適切な対応を講じる「あたらしい技術」の導入が進む。
 この技術は生活を便利にする一方で、終わらない仕事を増やし、人間関係に疲れる世の中に変えていく。
 本書では、技術と人間の関係を根本から問い直し、近代が前提としてきた人間中心主義を批判しながら、「技術による解放論」のビジョンを示すことで、いかに〈善く生きる〉かを問う!

[著者情報]
堀内進之介(ほりうち しんのすけ)
一九七七年生まれ。政治社会学者。博士(社会学)。首都大学東京客員研究員。現代位相研究所・首席研究員ほか。朝日カルチャーセンター講師。専門は、政治社会学・批判的社会理論。単著に『知と情意の政治学』『感情で釣られる人々』、共著に『AIアシスタントのコア・コンセプト』『人生を危険にさらせ!』『悪という希望』など多数。

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