「富士そば」は、なぜアルバイトにもボーナスを出すのか
著者: 丹 道夫
ボツメニューを表彰、5回辞めた社員でもまた採用……
この会社、変だ。
でも…だからこそ儲かる!
 日本全体が短期的な利益追求に走り、ブラック企業がはびこる中で、首都圏を中心に一三〇店舗以上を展開する立ち食いそばチェーン「富士そば」は真逆を行く。アルバイトにもボーナスや有給休暇を支給し、社員には年間一〇〇〇万円を超える報奨金や、さらには海外旅行までもが用意されているのだ。
 富士そばが、ここまで従業員を大切にする理由はいったい何なのか?
 創業以来四〇年以上の歴史を持ち、現在も成長を続ける老舗チェーン店の「ふしぎ」な仕組みと経営哲学の全貌を、創業者自らが明かした驚きの一冊。

[著者情報]
丹 道夫(たん みちお)
「名代富士そば」を運営するダイタングループの創業者。一九三五年名古屋生まれ。幼少期から青年期にかけて愛媛県西条市で育つ。東京栄養食糧専門学校卒業。四度にわたる上京と挫折を繰り返し、苦労の末に立ち食いそばチェーンの経営に至る。作詞家としての顔も持ち、ペンネームの「丹まさと」名義で歌詞を提供した演歌は多数。

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