秘密保護法
――社会はどう変わるのか
著者: 宇都宮 健児 堀 敏明 足立 昌勝 林 克明
「何が秘密なのですか?」
「それは秘密です」
謎に包まれた法律の“正体”に迫る!
 多くの異論や懸念にもかかわらず国会で強行採決された「特定秘密の保護に関する法律」─通称「秘密保護法」が施行される。
 この「秘密保護法」は、誰が、何の目的でつくったのか。法に違反したらどんな裁判が行なわれるのか。そもそも「特定秘密」とは何なのか? 本書は、秘密保護法の内実とそれがもたらす影響について、刑法学の見地、知る権利との関係、憲法との整合性など多様な視点から概説する。

[著者情報]
宇都宮健児(うつのみや けんじ)
弁護士。元日弁連会長。著書に『わるいやつら』など。

堀 敏明(ほり としあき)
「秘密保護法違憲確認差し止め請求訴訟」原告弁護人。

足立昌勝(あだち まさかつ)
関東学院大学名誉教授。刑法学者。

林 克明(はやし まさあき)
ジャーナリスト。著書に『プーチン政権の闇』など。

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